菅田将暉が『銀魂』の次に出たい実写化映画は?
空前の大ヒットとなっている映画『銀魂』。志村新八役で出演している菅田将暉が、映画の裏話と次回作への野望を独占告白!
菅田 福田さんは言葉の強いツッコミはあまり好きじゃなく、「え~どうしよう~」みたいな困るツッコミが多くて。ムロさん(ムロツヨシ)や二朗さん(佐藤二朗)が福田組でよくやっていますけど、それが毎回オモロいんです。グダグダとツッコミが続く、ハッキリしない感じも好きですね。
橋本環奈の熱演に「こいつ…マジか!」と(笑)
新八は殴られてメガネが吹っ飛んだり、殴られた顔が毎回違ったりと、演技にも相当な全力感が見られた。
菅田 その場面はハイスピードカメラでの撮影で、まずテスト撮影をしたんですが、福田さんが笑ってくれたら「じゃあこの方向でやろう」という感じで。テストでも謎の期待感が漂ってるし、何もしないわけにもいかないんです(笑)。絞り出した結果が映像になっているんだと思います。
本作では、役者全員が福田監督を笑わせようと奮闘したわけだ。
菅田 監督が楽しんでくれていると、俳優は安心できるんですよね。みんなで面白いことを探して、それに真剣に取り組んでいくバカバカしさも楽しくて。福田さんしか笑っていなくて不安になる時もありましたけど(笑)、福田さんが面白いと思うことを信じていこうと思っていました。
物語序幕は銀時を演じる小栗旬と、ヒロイン的役どころの橋本環奈と一緒の場面が中心。2人との演技は楽しく、「小栗さんもカンカン(橋本環奈)も演技が大胆だったので、『新八は逆で繊細にいこう』と思っていた」とのこと。特に橋本環奈は鼻をほじったり、下ネタや変顔を披露したりと、観客がハラハラするほどの演技が多く、大いに笑わされた。
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映画『銀魂』
絶賛公開中!
『週刊少年ジャンプ』連載の大ヒットコミックが小栗 旬主演で実写映画化。福田雄一が監督を務め、宇宙からやってきた「天人」(あまんと)に支配された江戸で万事屋を営む侍・坂田銀時(小栗)と、志村新八(菅田将暉)、神楽(橋本環奈)ら仲間たちの活躍を描く。脚本/監督:福田雄一、原作:「銀魂」空知英秋(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)、配給:ワーナー・ブラザース映画
菅田将暉
1993年2月21日生まれ、大阪府出身。俳優としての活躍はもちろん、歌手としてもシングル『見たこともない景色』でメジャーデビュー。今後も声優初挑戦の映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』(公開中)をはじめ、『あゝ、荒野』(前編10月7日(土)、後編10月21日(土)公開予定)、『火花』(11月23日(木)公開予定)と主演映画が続々控える。